こちら難聴・耳鳴り外来です!

きこえ、コミュニケーション、そして認知や学習などについて”聴覚評論家 中川雅文" が持論・自説を思うままにつづっています。ときどき脱線しますがご勘弁を(^^;

20年ぶり、令和に入りR社と付き合い始めることに・・・。

注;うるささに注目してゲインをあげたり下げたり圧縮かけたりをその都度行うのは比較選択法と同じになってしまう。最低限NALNL1とNL2とDSLv5の違いを理解してどの処方式でいちばん補聴効果ができるかを予想し、そうした結果を確認出来ないときには処方式を変えていくという考え方で取り組む必要がある。

注:一貫性のないその場しのぎに圧縮や拡張やレスポンスの調整をしてしまうと60dB入力ではよくても90dBで想定外のふるまいをすることもあるし、PC画面上でのレスポンスの調整は隣接するch間での不連続性(ノッチ)を生み出す原因となる。

 

 

注 FDAの認証が得られ米国ではOTC補聴器が2019年10月に解禁となる。OTCとはオーバーザカウンターの略で、お薬だと、アレグラとかアレジオンとか医師の処方せんが必要だったお薬が薬局でも買えるようになったあの仕組みのことだ。日本でもその準備は進んでいて、薬学部ではもうフィジカルプラクティスがはじまる。2〜3年遅れで、日本でもはじまることだろう。OTCの対象は、BTE(耳かけ型)の既製みみせんのもの。処方せんを必要とするのは、耳穴型とか高度難聴でイヤモールド(自分の耳のかたちに形成した耳せん)を必要とするもの。従来は耳の中に粘土のようなものを入れて鋳型をとっていたけど今ではレーザースキャンできる様になっている。もちろん粘土鋳型の方が奥深くまで正確に鋳型をとれるし、日本人のように第2カーブの曲がりが強い人種(ひらたい顔族)はレーザースキャンできる事例は限られるようにも思う。

注:めがねとコンタクトの関係性のように、耳穴が耳鼻科でする話しで、耳かけは店舗でと言う話しにいっきに流れは変わっていく気配にある。

 

注;コンタクトかめがねかという比較がないのと同じ。

 

 

注)もちろんこれは大人の場合に限るです。

 

(2019/04/05 追記)