こちら難聴・耳鳴り外来です!

きこえ、コミュニケーション、そして認知や学習などについて”聴覚評論家 中川雅文" が持論・自説を思うままにつづっています。ときどき脱線しますがご勘弁を(^^;

久しぶりの更新(-_-;)

6月は、一般社団法人の設立とかあり、ずいぶんあわただくなってしまいました。

3週目にはシカゴ出張がありましたし、帰国後はそのまま釧路の市民セミナー講師もあったので、ブログは更新できないままでした (-_-;)

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シカゴで開催されたのは、Shopper Brain Conference 2016というものです。

今流行の、「Buyology(BioではなくBuy)」の一領域、ニューロマーケティングの研究会です。

米国では、第1回の開催と言うことで、参加者も50名足らずの家族的なミーティングという雰囲気でした。米国でも第1回ですからこの領域がいかに新しい学問であるか。ミシガン湖に面したホテルが会場ということもあって、日の長いこの時期ならでは、20時すぎてもまだ明るい、カンファレンスを終えると毎夕外にくり出してシカゴ観光も楽しみました。会議のテーマは、いかに健康的な(有害でない)習慣づけをしていくかという医学の真逆の手法がおおくの研究者によって語られました。

不健康な習慣が原因で病気になる人たち。そんな患者さんと呼ばれるグループの人たちに対していかにその悪い習慣を取り除いてもらうかが医療の課題だとすれば、ニューロマーケティングつまり買い物してしまう脳に関する研究はその逆で、いかに問題ない方法で条件付けしていくかという学問だったのです。

いわゆるこだわり行動のイニシャルというかきっかけを作るのがニューロマーケティング学の課題のようです。私がなんでこんなところに首を突っ込むかというと、6月から、日本ニューロマーケティング協会の代表理事になったと言うこともあります。

日本ではまだまだ知られていない「Buyology」と「ニューロマーケティング」を普及させるべくこれからいろいろなアクションを展開しますのでぜひ楽しみにしてください。まだまだ弱小団体ゆえに、FBページしか用意できていませんが、気になるヒトは是非覗いてみてください。

Facebook (一般社団法人日本ニューロマーケティング協会)

 

そしてシカゴから戻るとこんどは市民セミナーが待ち構えていました。

このセミナーは釧路医師会との共催によるもので、JSBET2016と第15回KNSWのジョイントカンファレンスの市民公開講座として行われたものです。

当日は、釧路に「安部晋三来る」とかいうタイミングだったせいか、市民セミナーへの参加者は少なめでしたが、それはそれで参加者と演者の一体感というか親密度の高い会になり充実したものでした。

 

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6月は行事が重なり本当にあわただしい限りでしたが、もう7月に入り1週間も経ってしましました(-_-;)

今月末にも別な講演が予定されています。

 

第5回日本小児診療多職種研究会

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コミュニケーションについての全職種向けの「漫談」ですので関心のあるひとはぜひ足を運んでみてください。横浜なのでいろいろ楽しめるのではないでしょうか? 

 

来月には、中学の同窓会や大学の同窓会まで予定されていて、

どうやらばたばたしているうちに夏が終わってしまいそうな勢いです。

 

ということで今回は近況報告のみで終わらせていただきます(*^。^*)。

 

みなさんも素敵な夏をお過ごしください! じゃあね(*^。^*)