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こちら難聴・耳鳴り外来です!

きこえ、コミュニケーション、そして認知や学習などについて”聴覚評論家 中川雅文" が持論・自説を思うままにつづっています。ときどき脱線しますがご勘弁を(^^;

買い物する脳を研究する人たち

www.shopperbrainconference.com

 

ショッパー・ブレイン・カンファレンスという集まりがもうすでに何回か行われてきているらしい。来年は6月にシカゴで開催されるという。

実は海外ではずいぶん前に「ニューロマーケティング科学とビジネス協会(NMSBA)」というのが立ち上がっていて、そこがSBCを主催しているようなのです。

NMSBAは、日本で言うNPOとか社団法人のようなもので、脳科学的手法を用いたマーケティング研究に対する倫理や研究成果を実際に社会に適応するときのガイドラインなどのジャッジをしながらニューロマーケティングの研修も行っている機関です。企業のニューロマーケティングこ悪用がないかのピュアレビューも行っているようです。日本の企業がこそこそと半信半疑でニューロマーケティングしているのとは隔世の感があります。

日本はどちらかというとビッグデータばかりがもてはやされているようにも思えますが、ビッグデータニューロマーケティングはそれぞれに調べているものが異なります。ビッグデータが行動の結果からマーケットを評価する手法なら ニューロマーケティングは個人の反応をのぞき見る手法と言えるでしょう。お互いが補完しあってはじめてマーケティングの姿が見えてくるそんなお互い帯に短し襷に長しな関係なんじゃないかと思います。

1980年代までくらいは世界のトップを走っていたはずの日本の脳研究は、チンパンジーの研究を除くともはや後追いばかりです。

 ロシアで行われたフェンシングの世界選手権男子フルーレ個人で、全種目を通じて日本勢初の金メダルに輝いた太田雄貴(29)=森永製菓=が21日、東京都内で記者会見し、コーチと話し合って戦術を変えたと。「これまでは相手に反応するスタイルだったが、主導権を取ることに注力した」ことがが奏功したことを明かした。

日本のメディアが、脳科学とマーケティングについて取り上げたのは2002年頃の日経ビジネスの特集だったように記憶しています。その段階ではイニシアチブが取れたはずなのに相手に反応するスタイルだったために今はこの分野は大きく水をあけられてしまいました、

もともと脳科学は、1980年代の脳を測る時代を経て、1990年代にはあらかた健康な脳を知ることがなされました。その後は、ふたてにわかれて工学系は脳を創る時代に向かい、教育系は脳を育むの方向にむかいました。一昔前までの赤ちゃん学の隆盛はそうした背景があるのです。

日本の経済や国防といったたぐいもずっと相手に反応するバターンでしたが、ここに来て少しづつ攻めの姿勢に変わってきました。

よく巻き返しなんて言葉を使う方がいますが、その言葉 そのものが 相手に反応していることに他なりません。

閑話休題

買い物する脳とは、衝動とか冒険する脳を調べることに他なりません。だからアメリカ脳と日本脳はきっと違うはずだ。

そんなスペキュレーションから日本独自のニューロマーケティング科学が振興していけばいいなあと最近とみに感じてます。