こちら難聴・耳鳴り外来です!

きこえ、コミュニケーション、そして認知や学習などについて”聴覚評論家 中川雅文" が持論・自説を思うままにつづっています。ときどき脱線しますがご勘弁を(^^;

薄毛なヒトの戦略とは^ ^ 番外編 だから男は だっちゅーの (・_・;?

こんにちは 聴覚評論家の なかがわ です。

 
お待たせです。
それでは今日は、日曜特別版として「薄毛なヒトの戦略とは^ ^ 」の番外編をおおくりします。
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薄毛の人の生え際をついつい見入ってしまうヒトの生理。これはヒトに共通したかなしい習性ということは以前の書き込みからご理解いただけたかと思います。
今回はそうした生理反応ゆえの困った話がテーマです。
 
われわれは、おかあさん細胞という顔に選択的に反応する仕組みを視機能の発達の中で獲得しています。お母さんとの触れ合いの中で愛情に満ち満ちた表情や怒っている時の顔のパターンを学習し、目元や口元を見ただけで相手のウソや気持ちを察することもできるとても大切な機能を持った細胞です。
しかしそうした瞳の動きと唇の変化に心奪われるわれわれの意識は、顔以外の事象にも向けられます。
 
シュミラクラ現象として知られるこのヒトの視覚認知システムの存在は、経験的に古くから知られていたようで、絵画や広告といった視覚メディアの中に多くの中に事例があります。
 
富士山をテーマにした絵画では前景に棚田や湖や海や新幹線か置かれています。
底辺に動きのある景色を組み込むことで逆シュミラクラ現象を狙ってのことなのでしょう北斎富嶽百景にはそうした構図にあふれています。
 
水平線に並ぶ2つの点から目を背けることができない。それが動くものであるとき、視線はさらに釘付けになってしまう。そして、その底辺を軸に三角形の頂点を探してしまう。
われわれは、そんな生理学的反射の仕業にあがなうことままならず、あるものにも魅入ってしまいます。そ赤ちゃんの時にとても大切なものであったあの生命線を確保するための例のもののことです。
 
バストに釘付けになるのはエッチだからじやない
水着モデルやグラドルのおきまりのポーズ、両腕でバストをはさみ込むようにしておなかの前で手を合わすあのポーズ。オトコはみんな無力です。
どんなにその子がブスでも悪女でも目線は胸から下に釘付けになり、メンクイなはずの彼氏も百戦錬磨のイケメンもそんな女の子の本質を見抜けなままに虜になってしまいます。
豊満な女性は、そういう意味で、いつも豊満でない女性の敵なのかもしれません。
 
男のその情けないふるまい。しかしそれは生理的な反射でしかありません。けれど脳科学を知らない賢い女性は、男性が決まってみせる巨乳好きとも見える行動を毛嫌いするわけです。
 

どっちもどっち

しかし考えてみるに、オヤジが若い娘の胸に目を奪われ、娘はオヤジのハゲを見てオヤジを傷つける。
まあお互い様な話なんだけど、ほとんど意味のない生理的な反射に一喜一憂。
詰めたり盛ったりに余念がないけど、気にしてしまう他人の目線はなんの意味もないことだと知ったしまうとなんとも言いがたいものがありますね(^^;;
 
それでは また^ ^  
 
 
女性もバストに目が向かうようです😜