#Jアラート と朝の騒動
昨日(20170829)は朝早くにサイレンというか警報がけたたましく鳴ったらしい。らしいというのは、ぼくはその音にも気がつかずすやすやと眠っていた。朝ご飯を食べるとき点けたテレビの画面のテロップでそのことを知った。
その時、寝ぼけまなこで把握したのは・・・
- Jアラートの適用であったこと
- それは、襟裳岬の先に着弾
- 日本の領空を侵犯した
- 上空で3つにわかれた
- 政府が非常に危険な状態であるようにアナウンスしている
ということだった。
なぜか画面の中の襟裳岬の先1500kmの地点はえらく北海道に近い場所であった。だから、Jアラートというプライミングのせいで、1500mくらいにでも落ちたのかと一瞬焦ってしまった。なにより気になったのは、どこのチャネルみても(実効支配できていない)北方4島はまるで日本の領土であるかのようにEEZ(排他的経済水域)の適応であるかのような斜線部分で示されていた。北方4島がわが国の支配下にないという事実を考えると領海侵犯は大げさで、十分に日本の領海から離れた、北朝鮮の行ういつも通りのミサイル(ロケット)打ち上げというふうにもおもえた。
のちのちのニュースで明らかになったことはその高度が成層圏に達する550kmもあることで、それなら領空侵犯とは必ずしも言えないのではないか、ミサイル(ロケット)の飛翔中の高度が日本国を越えていく際、成層圏にあったとすれば、事前通知もマナーとして行うくらいので、今のように日韓米で臨戦準備しているかの印象を北に与えている時期にそもそも事前通告はあり得ないでしょうと思ったりした。なによりそんな上空だからスクランブルもかけなかったし、迎撃もしなかった(できなかった。あるいは、迎撃の意味がなかった。そんな上空からもし部品が落ちてきても燃え尽きてしまう。)なんてことひとり妄想してしまった。
3つにわかれたのロケットのような段階的なものだったのか、フレア弾のようなものだったのかはまだ記事から情報を読み取れていないが、前者であれば、かれらの言い分であるロケット実験の延長線上にあるだけかなと思ったりもした。なぜにそれほどに国内メディアの発信情報に懐疑的になるかというと、それは北朝鮮のことばがさっぱりわからないと言うことに尽きる。英語と日本語ではニュースにおける温度差がかなりあるが(それは距離感の問題だろう)、それ以上に日本の報道が「フェイク」と「ヘイト」な報道をかけもり騒動でやらかしたからに違いない。
そんな火曜日の朝の外来は、飛び起きて血圧が上がったという戦争体験のあるお年寄りがめまいやら耳鳴やらを訴えて何人もみえた。
〜おわり〜