こんな時こそ基本を学ぼう!
1)『耳と脳』⭐️⭐️⭐️
臨床福祉専門学校の非常勤講師として言語聴覚士をめざす学生さんを相手に講義したときの内容をまとめた本がこれです。
2)「脳の可塑性」
臨床神経生理学者であるMoller先生による名著。
可塑性の発現には「良い発現」と「悪い発現」がある。リハの現場においては良い発現ばかりが議論されますが・・・。耳鳴の音響療法やニューラルモジュレーションのメカニズム、人が錯感覚を持ってしまう理由、聴覚リハに必要なアイディアも満載。
目からウロコのリハビリテーショナル神経科学のテキスト。生理学苦手だとちょっと難解かも。ぜひ挑戦してみてください。
10年経ちますが内容的には(臨床しかやっていない人にとっては)まだまだとても新しい内容にあふれています(基礎医学としての神経科学に臨床医学がまだ追いつけていないことがわかるでしょう)。
3)認知障害ガイドの決定版
横総HPの長田乾先生の手による名著。これ一冊で認知症はもう大丈夫。
文章もイラストもどちらも長田先生の手によるのです(*^_^*)
4)「補聴器ハンドブック第2版」
言わずもがな。補聴器の基本はここから。変な学説の論文や邦文のテキストを読む前(毒される前)に基本を学んでください。NALとDSLを知らずして補聴器を語るのはもうやめましょう。
では、また。