こちら難聴・耳鳴り外来です!

きこえ、コミュニケーション、そして認知や学習などについて”聴覚評論家 中川雅文" が持論・自説を思うままにつづっています。ときどき脱線しますがご勘弁を(^^;

平成最後の紅白歌合戦2018 イヤモニにはREMが必要!

昨日の紅白、平成最期と銘打って『祭り』が前面に打ち出されたとてもにぎやかな歌合戦として終わった。個人的には、ミーシャ、ユーミン、米津玄師を聴けたのがよかった(エンディングの桑田さんとユーミンの羽目外しは、なんか痛かったけど、(^◇^;)。ええじゃないか、ええじゃないかと人が集まり、歌い、そして踊り狂う。そんな時代が平成だったのかなと振り返るよいきっかけでもありました。

昭和のピンクレディに始まった、踊って歌う(歌は下手でも踊りはグッドな)スタイルは、どんどん人数が増えていき、AKBや欅坂みたいに40も50もで踊る。秋元座として昇華。コンテンポラリダンスそのものが、マニアのものから市民のものになったそんな30年だったよにも思います。大阪の高校生のキレキレな荻野目洋子ダンスなんかまさしくそうかなと。

そんなダンサーのような歌い手さんが繰り広げる祭りをサブちゃんやサザンやユーミンの歌唱でさらにあと押しする。

ホント、平成最期の乱痴気お祭りさわぎそんなにぎやかさをとても気持ちよく楽しみました。

米津玄師さんのような新しいスタイルの音楽が広がると紅白は変わるのかなと未来にもちょっぴり期待しました。

昨年から気になっていていよいよ確信持ってき始めたのは、NHKホール内での音声音響の悪さ。昨年あたりから気になり始めてたのですが、イヤモニしてる人の歌唱、高域がますます伸びなくなり、外からの参加者は逆に見事なまでのよい音響で歌ったいたこです。

両耳にイヤモニするようになり、明らかにダメになっているのは、ハイレゾの処理。歌い手のミミを考慮したイコライジングができてないのがその原因でないかなと。

イヤモニにもREMが必要なんだなと。