3月3日は耳の日です!
#第70回WHO総会決議20170531
— 聴覚評論家 中川雅文 (@masafummi) 2019年2月20日
ベクター媒介性疾患の対策
NCDsの予防とコントロール
がんの予防と管理
たばこ規制
難聴および聴覚障害の予防
小児肥満の撲滅
化学物質の戦略的管理
の7項目。
#第70回WHO総会決議20170531
— 聴覚評論家 中川雅文 (@masafummi) 2019年2月20日
ベクター媒介性疾患っていうのは、動物や虫から人にうつされる病気のこと。例えばデング熱。温暖化の進む日本はこれからこれらとの取り組みが課題になる。
#第70回WHO総会決議20170531
— 聴覚評論家 中川雅文 (@masafummi) 2019年2月20日
NCDsとは、心疾患、ガン、糖尿病、慢性肺疾患などのこと。非感染性の病気の予防とコントロール は先進国の大いなる課題。
#第70回WHO総会決議20170531
— 聴覚評論家 中川雅文 (@masafummi) 2019年2月20日
NCDsの中でもガンは特別扱い。
独立した1項目としてがんの予防と管理が取り上げられている。
#第70回WHO総会決議20170531
— 聴覚評論家 中川雅文 (@masafummi) 2019年2月20日
たばこは、ガンや慢性呼吸器疾患のいちばんの原因だから規制するのが大切だ。教育と啓発によって喫煙者は激減している。30年後には大きな成果を実感できるだろう。
#第70回WHO総会決議20170531
— 聴覚評論家 中川雅文 (@masafummi) 2019年2月20日
小児肥満は糖尿病のコントロールのためには避けて通れない課題だし、化学物質の戦略的管理も大事。
#第70回WHO総会決議20170531
— 聴覚評論家 中川雅文 (@masafummi) 2019年2月20日
難聴や聴覚障害は予防可能という結論に至り、七番目の重点事項として2017年5月31日に難聴および聴覚障害の予防が加えられた。これは画期的なことであったのだけど日本はそのことによって翻弄されることになる。
#第70回WHO総会決議20170531
— 聴覚評論家 中川雅文 (@masafummi) 2019年2月20日
7項目以外にも、ドラック対策とか認知症対策とかあるけどそれはまだ重点事項になってない。
#第70回WHO総会決議20170531
— 聴覚評論家 中川雅文 (@masafummi) 2019年2月20日
重点事項に取り上げられるのは、17%を超えたものあるいは今後近々に対策なしだと17%になるという予測のあるものが指名されている。
#第70回WHO総会決議20170531
— 聴覚評論家 中川雅文 (@masafummi) 2019年2月20日
というのもマーケティング理論で話が進んでいるわけなんです。 pic.twitter.com/4B8eFsxxfk
#第70回WHO総会決議20170531#難聴と聴覚障害の予防
— 聴覚評論家 中川雅文 (@masafummi) 2019年2月20日
のためにさまざまな対策が打ち出された。
まず一番目に来たのは、耳と聴覚のケアをプライマリー・ヘルスケア・システムに組み入れる。という話。これ耳鼻科医には死活問題。難聴はもう耳鼻科医の仕事じゃなくなるの?って感じでみなオロオロ。
#第70回WHO総会決議20170531#難聴と聴覚障害の予防
— 聴覚評論家 中川雅文 (@masafummi) 2019年2月20日
いまどきのテーマらしく、二番目には、耳疾患および聴覚障害に関すビッグデータの収集。というテーマが掲げられた。難聴の疫学調査はこれからの旬ということになる。公衆衛生学大学院で博士取ったやつがこれからの花形かな?
#難聴と聴覚障害の予防
— 聴覚評論家 中川雅文 (@masafummi) 2019年2月20日
耳と聴覚のケアをプライマリー・ヘルスケア・システムというはやすく、しかし耳と聴覚ケアの分野の人材はいない。まだまだ耳鼻科医の仕事はあるぞということです 育成研修プログラムをつくったり資格制度作ったりとまだまだしばらくは忙しそう。
#第70回WHO総会決議20170531#難聴と聴覚障害の予防
— 聴覚評論家 中川雅文 (@masafummi) 2019年2月20日
難聴予防のいちばんは、風疹、麻疹、ムンプスの撲滅。高いワクチン接種率を確保することなしにそれは実現しない。だけど日本は先進国でゆういつワクチンで失政を続けている。陰謀論に負けて任意接種となっている。
#第70回WHO総会決議20170531#難聴と聴覚障害の予防
— 聴覚評論家 中川雅文 (@masafummi) 2019年2月20日
この15年間積極展開されるキャンペーンと施策は、娯楽上の騒音に曝されている人の聴覚障害を早期発見することと、娯楽施設、および個人用オーディオシステムの騒音規制すること。
スマホアプリによる自己診断と製造販売規制がまもなくはじまる。
#第70回WHO総会決議20170531#難聴と聴覚障害の予防
— 聴覚評論家 中川雅文 (@masafummi) 2019年2月20日
補聴器は高すぎると業界にも苦言を呈した。そして安価で費用対効果の高い 補聴器、人工内耳、補助器具 を市場に出せと圧力もかけた。その結果、OTC補聴器が始まることが決まった。たぶん2021年から。
#第70回WHO総会決議20170531#難聴と聴覚障害の予防
— 聴覚評論家 中川雅文 (@masafummi) 2019年2月20日
ガン治療にはいろんな選択肢が出てきた。だから不用意に白金製剤など耳毒性のある薬物は規制していく方向性も決まった。
#第70回WHO総会決議20170531#難聴と聴覚障害の予防
— 聴覚評論家 中川雅文 (@masafummi) 2019年2月20日
わざとなのかみながまだスルーしているけどもこの項目も見逃せない。そう、WHOは、手話、字幕などの代替コミュニケーション手段の推進もうたっている。聴覚障害者の過ごしやすい社会を作ることも大事だと。
手話言語条例は広がりをみせている。
— 聴覚評論家 中川雅文 (@masafummi) 2019年2月20日
第2言語は、英語ではなく手話であるべきだ。
『手話を学ぶことが認知症を遅らせる』と言うような研究が進むことが望まれる。 https://t.co/0tpWaBQLVv
#makelisteningsafe2019
— 聴覚評論家 中川雅文 (@masafummi) 2019年2月20日
セーフリスニングは2015年に始まったムーブメント。世界11億人の人がスマホ難聴のリスクに直面している。
#makelisteningsafe2019
— 聴覚評論家 中川雅文 (@masafummi) 2019年2月20日
今年の目玉は、3月3日にリリースされるスマホアプリ。