音から耳を守ろう! その1
大きな音を聞くことは頭を強く叩かれることと同じくらい脳に損傷をもたらすことが2015年ごろから言われるようになっています。15歳以下の脳しんとう起こすような頭部打撲は一回であっても脳の発達に障害をもたらすし、1日1時間のイヤホン音楽1年間がそれに匹敵する。大きな音が脳を壊す。
— 聴覚評論家 中川雅文 (@masafummi) 2018年10月23日
大きな音を聞くと内耳の有毛細胞はそのダメージで休止し、その機能をしばらく止めてしまう。その間、脳にはシグナルが行かなくなる。長時間の音響暴露は長い時間音のシグナルの行かなくなる部位を生み出し、そこに脳のゴミがたまり始めるきっかけが生まれる。
— 聴覚評論家 中川雅文 (@masafummi) 2018年10月23日
有毛細胞は40dB以下は苦手だし、80dB以上は大嫌いだ。ところが脳は音を聞きたいから、疲れた耳を無視して、手に指令を出して音量を上げさせる。補聴器からボリュームがなくなったのはそうした理由からだったけどリモコンが登場してからはその思想は継承されていない。特にGNとか。
— 聴覚評論家 中川雅文 (@masafummi) 2018年10月23日
人はよく聞こえる音色で声をだすので、子どもは甲高い。荒井さんもやわらかいので甲高い。すっとんきょうに急に甲高く大きな声を出すのは逆に難聴があるから。
— 聴覚評論家 中川雅文 (@masafummi) 2018年10月23日
その機序はドミノ的。脳はつねにゆらいでいないとダメになる。休みすぎもダメ、騒ぎすぎもダメ。末梢は末梢で受容してもそれをそのまま脳に伝えているわけでもない。耳が弱ればそれを補聴しないと脳は刺激がないし、たくさん聞けば疲労して聴えなくなる。
— 聴覚評論家 中川雅文 (@masafummi) 2018年10月23日
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