難聴、認知症、新オレンジプラン
2010年のオレンジプランは、介護者の視点からの認知症対策だったけど、2025年の想定認知症者数が2012年の段階で修正しなければならなくなり、2015年に新オレンジプランが出された。当事者と家族の視点への大幅な方向転換で、それ故に難聴対策が追加された。#難聴 #認知症 #新オレンジプラン
— 聴覚評論家 中川雅文 (@masafummi) 2018年7月1日
2017年1月の難聴と認知症とうつに関する国際シンポジウムは #新オレンジプラン の「自立」という方向性から打ち出されたものであったが、2017年7月のランセット委員会の報告でいっきにミスリードされるようになってしまった。#難聴 #認知症
— 聴覚評論家 中川雅文 (@masafummi) 2018年7月1日
ランセット委員会の報告は45〜65歳の高血圧、糖尿病、難聴が、後々の認知症リスクを高めるというも。相関関係を指摘したもので因果関係は不明。にもかかわらず、リテラシーの不足から補聴器が認知症予防になるというミスリードが生まれているのがここ最近。#難聴 #認知症 #新オレンジプラン
— 聴覚評論家 中川雅文 (@masafummi) 2018年7月1日
#難聴 と #認知症 の間に相関関係がある理由として、3つの説がある。ひとつめは動脈硬化説、共同原因説という言い方もされる。血管の病によってたまたま両方とも同じ時期に悪くなるという説。 #新オレンジプラン
— 聴覚評論家 中川雅文 (@masafummi) 2018年7月1日
#難聴 と #認知症 に相関があるとするふたつめは誤認説。難聴があると認知症でなくても認知の面でハンディあるわけで周りに勘違いされるよという説。実勢問題として認知症のテストのうち20%くらいが音声指示によるので聞こえないとMMSEJで最悪7点は損してしまう。#新オレンジプラン
— 聴覚評論家 中川雅文 (@masafummi) 2018年7月1日
#難聴 #認知症 に関する3番め最後の説がワーキングメモリ負荷説。ここではまずワーキングメモリについて解説していく。ワーキングメモリとはパソコンでいうところのRAMメモリ。大脳皮質がハードディスク。 #新オレンジプラン
— 聴覚評論家 中川雅文 (@masafummi) 2018年7月1日
#難聴 があるとよく聞き取れなくてなんだろうと聞き返したり考えたりが多くなる。結果、メモリ容量が小さくなり大脳皮質への書き込みがフラグメントしやすく難聴だと年月経て #認知症 になりやすくなるという説。 #新オレンジプラン
— 聴覚評論家 中川雅文 (@masafummi) 2018年7月1日
ワーキングメモリ負荷説。
— 聴覚評論家 中川雅文 (@masafummi) 2018年7月1日
つまり #難聴 になると補聴器にお金かかるし、ないままだと自立も困るし、まず予防しようね。という話になって、 #新オレンジプラン は #認知症 はまず難聴予防対策となって、WHO からShelly呼んで、Make ListeingnSafe の話聞いたのが2017年1月のシンポジウムだったってことになる。
— 聴覚評論家 中川雅文 (@masafummi) 2018年7月1日
#難聴 #認知症 #新オレンジプラン この3つのキーワードの中にはどこにも 補聴器で予防できるという話はない。
— 聴覚評論家 中川雅文 (@masafummi) 2018年7月1日
補聴器があると認知症検査のスコアが上がることは研究で確認されているけど、それは誤認でしかないし、密度の高いケアではそうしたエラーは生じない。