こちら難聴・耳鳴り外来です!

きこえ、コミュニケーション、そして認知や学習などについて”聴覚評論家 中川雅文" が持論・自説を思うままにつづっています。ときどき脱線しますがご勘弁を(^^;

近刊のおしらせ 

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「耳の聞こえがよなる3分トレーニング(PHP)」

6月上旬ごろから生協系の通販で「耳の聞こえがよなる3分トレーニング」という拙著が発売される。

これまで ぼくの書籍や雑誌記事は、生活改善や運動療法のことをうまく伝えることができていなかった。この本はそうした反省点にたってイラスト入りで運動のやり方などを詳しく説明することができている。うまく伝えることができていないとわかったのは、読者の問い合わせのおおいことによるらしい。

生協での通販が先行する。そのうち一般書店でも手に取ることができるようになるのではと期待していた。しかし、PHPの編集者によると生協の会員は2500万人もいるらしくわざわざ店舗在庫を増やしてしまう戦略はとらないだろうと。書店への供給はうまみはないと口にしていた。だから結局は生協系通販での取り扱いだけに終わってしまうのかも知れない(>_<)。

 「耳が喜ぶ補聴器選び2017(ステレオサウンド別冊)」

5月15日には、ステレオサウンド社から「耳が喜ぶ補聴器選び2017(ステレオサウンド別冊)」も上梓される。こちらは、インタビュー記事と本書中での目玉となるハイエンド補聴器の試聴鼎談で登場させてもらったものが掲載される。カラー写真も豊富で、なかなかわかりやすいものに仕上がっている。

 「補聴器ハンドブック第2版(中川雅文監訳)医歯薬出版」

最後は、専門書。5月18日から始まる日本耳鼻咽喉科学会総会(広島)の書籍展示コーナーになんとか間に合うかたちで上梓される「補聴器ハンドブック第2版(ハーベイ・ディロン著、中川雅文監訳)医歯薬出版」のことである。こちらは、10年前に手がけた補聴器の教科書の全面改定にともなっての翻訳で、翻訳分担者を総入れ替えして仕上げたものだ。お値段も16000円と高いが、これに変わる補聴器のテキストはどこにもない。英語で原著を読むに当たってもそこに翻訳書がある方が理解も進む。ぜひとも日英両方の本を手に入れてしかと勉強して欲しい。

 

4月に入り、職場の体制が変わったり、人が増えたり、自分の職位が変わったりと忙しい。昨夜も職場の歓迎会でしこたまビールをあおってしまった。

3年越しあるいは1年越しでの仕事が形になったあとだけに、きのうは安堵で飲み過ぎてしまった。

 

それではまたさようなら。