ヒアリング・リテラシーという概念の重要性について
3ヶ月ほどまえに騒音性難聴を専門とする先生方の集まりに参加して、一般演題での報告を行ってきたときのはなし。
その時は、
- 難聴は多因子で発生する。
- 職場の管理だけでなく、個の管理も必要である。
- 生活の中での騒音対策とか食習慣や運動習慣なども重要である。
- 包括介入なしに難聴問題を解決することはできない。
というような要旨でお話を差し上げてきました。
それに対して会場の参加者の多く(産業医)の皆さんは、
「家でのことは関係ないでしょ(`へ´)」
というニュアンスでした。
今回立て続けにブログをあげたわけですが、改めて、ヒアリング・リテラシーという概念の重要性について痛感してしまったところです。
「耳の不調が(こどもたちの)脳もダメにする!」
「しのびよるかくれ難聴! あなたのその生活大丈夫ですか?」
みたいな感じでまた本をかきたくなってきました。