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こちら難聴・耳鳴り外来です!

きこえ、コミュニケーション、そして認知や学習などについて”聴覚評論家 中川雅文" が持論・自説を思うままにつづっています。ときどき脱線しますがご勘弁を(^^;

なぜ当時、耳の不調が脳までダメにするを書いたのか。

 なぜ脳の話をしたのか

 

「耳の不調」が脳までダメにする (講談社+α新書)

「耳の不調」が脳までダメにする (講談社+α新書)

 

 

 この本は、講談社の岩崎さんといっしょにつくった本だ。読み手は、働き盛りのサラリーマン、それも50歳から60歳あたりであるとダーゲットに絞り込んで書き下ろしたものだ。若い人や高齢者はまったく読者として想定しないということで書き上げました。難聴を放置するといまのあなたのパフォーマンスは維持できませんよと少しばかり脅かすことで聞こえにもっとも関心をもってもらおうと書いたものでした。

当時は、大企業からつぎつぎに騒音職場がなくなっていく時代でした。

製造業の現場はロボット化が進み、騒音の劣悪な場所での労働機会は激減していました。確かにいまでも重工業の現場には騒音問題がありますが、この20年で騒音職場で働く人は減っています。

にもかかわらず、難聴が減らない。そう、音の管理だけでなく、全身的に健康管理も大事だよと。スキマ狙いで世に問うた作品だったのです。

難聴の一番の原因である騒音暴露よりも二番手三番手の動脈硬化や糖尿病に振った話を展開したわけです。

しかし、2004年以降のメタボ健診のおかげかはわかりませんが、いまではもうメタボオヤジを探すのもむつかしくなりました。

 

 

今ふたたび騒音問題

ぼくのほうもてっきりこれからは騒音問題は起こらないと思っていた矢先にwhoから大変な報告が上がってきました。15歳から35歳の難聴者と難聴予備軍が11億人もいるというショッキンな報告がだされ確かにらです。

日本でも自己申告による調査で、15から24歳の難聴が、本来1.0%未満くらいかと思っていたのが3%超えていることが明らかになり、ここにきてカジュアルリスニングに対するリテラシーが大きな課題としてクローズアップしてきたわけです。

聴覚情報処理障害という原因不明の病態の中には、脳だけでなく、ない有毛細胞の損傷による雑音下での弁別低下もあるかもといま僕自身は大変注視しています。

 

新幹線通勤が始まりぼくのきこえも劣化が始まっている^^;

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東京と那須塩原を足しげく往復する生活がすでに5年。それ以前の5年に比べるとぼくのきこえは確実に劣化している。

周囲は、「加齢でしょ」 とことなげに言い放つが、そんな時ぼくはかならず「加齢と難聴に関係はない」と返事します。加齢と難聴ではなく、騒音暴露機会が長生きすると増えるから、食習慣や運動不足で血流が悪くなるから自己修復できなくなるんだと言い返しています。

 

新幹線の騒音が平均83デシベル

 

もっともっと音のことについてぼくらはクレームするべきだと思う

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まずは自分の周りにどれほど有害な音が溢れているかきちんと調べることから始めませんか?

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新幹線に比べるとバスの中は平均レベルは小さいのですがピークは94デシベルとかえって大きくなっています。

ぼく自身の音量設定を確認してみると、今日はたまたまボーズのノイズャンセルをもちあわせてなかったせいですが、平均レベルの小さなバスの中の方が新幹線車内よりも音量で3目盛以上も大きな音で聞いています。

聞きやすさを優先して必要以上に大きな音で聞いてしまっていたようです。

 

 

ではでは^ ^