こちら難聴・耳鳴り外来です!

きこえ、コミュニケーション、そして認知や学習などについて”聴覚評論家 中川雅文" が持論・自説を思うままにつづっています。ときどき脱線しますがご勘弁を(^^;

書評20161019

 ジョージ・フリードマンの「100年予測」の英語版朗読音声をオーディブルの1クレジットで手に入れた。

G.フリードマンとは、言わずと知れた名ライターで、池田信夫さんはもっぱら彼の著述をネタにお話を展開している節がある。

ぼくの最近の読書スタイルは、

  1. 日英で原著と翻訳書がキンドルで手に入れられること。
  2. 英語朗読音声が、Audible.comにラインアップされていること。
  3. Audible.comの音声ファイルが日本でもダウンロード可能であること。

この条件を満たすものを探してそれを

  • 日本語を精読する。
  • 英語版をななめよみ。
  • そして最後にオーディブルで聞き流したり聞き込んだり。

ということをやっている。

 

Colorless Tsukuru Tazaki and His Years of Pilgrimage

Colorless Tsukuru Tazaki and His Years of Pilgrimage

 

 

100年予測 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

100年予測 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

 

 最近はこの2冊にかかりっきりである。

ぼくは、Audible.comに月に10ドルほど払い、毎月1冊が読み放題となるコースを英語版のオーディブル.comで契約している、Audible.co.jpの日本語版は読み放題だが英語版は月1冊がそれぞれのちがい。Audible.comからおくられるクレジットをつかうことで、10ドルから30ドルくらいの価格帯のオーディブックを毎月1冊手に入れることができる。どこかの大学の講義みたいなねむけを誘う音声やアップルの提供するPodcastにありがちなあまりにくだけすぎた英語とは風情が違う。

朗読の専門家の音声は聞く価値がある!

オーディブル.comのアカウント取得には、英語版でのamazon会員になる必要がある。日本のcojpで取得したときに使ったのとはことなるメールアドレスとで登録が必要となる。日本からでも問題なく簡単にアカウントを取得できる。

オーディブルは基本iPhone で聞くことが前提になっているようでPCでは音声を聞くことができない。アプリでしか起動しないのだ。

最初にアプリをダウンロードして起動すると日本版の方のモードで立ち上がってしまう。そのままログインせずに、画面の下にある、audible.co.jpをタッチすると、audibe.comの英語版に切り替わるので、そこから、amazon.comのアカウントでログインすればよい。アプリ上ではオーディオブックを買うことができないので、Webブラウザーでaudibe.comにログインし、そこから購入することになる。

 

apple musicなどとちがうことは、ダウンロートはWIFIで行うことになるがいったん起動している状態では、オフラインになっても音声を聞き続けることができることだ。

audibeアプリを閉じないかぎり、聞いている途中のオーディオブックはオフラインでも聞き続けることができる。

 使い勝手の悪い点は、日本のオーディブルと英語版のオーディブルを同時に使いこなすことだ。基本、どちらかにきめてくださいという感じの設定になっている。

ぼくは今のところ英語版をメインにして日本語オーディブックは必要なモノだけをituneショップで購入している。山川の日本史と世界史、そしてふるい新潮カセットブックのテープからおこした音声ファイルを音楽のように取り込んでくり返し聞いている。もちろんいくつかはituneで手に入れた。オーディブルのアプリにはituneショップで購入した音声なら再生できる仕組みになっているから、そちらで日本語は楽しんでいる。

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電車のなかでの読書は、前傾してしまいどうしても頚椎がテキストネックになりがちであるけれども、オーディオブックならそうした姿勢の制約もない。

首にも耳にも脳にもよいし英語の勉強にもなるし、文化の違いによる表現のちがいなんかも学べる。日英読書してからの英語オーディブックは脳トレに最良の方法だと思います。

 おっと気がついたら、フリードマンもharukiもぜんぜん書評してないぞ(-_-;)

書評はまた別な機会のお楽しみに(^^;

 

おわり。