翻訳という作業の意味。
ボクはこれまでに
- 作者: Aage R.Moller,中川雅文,尾崎勇
- 出版社/メーカー: 医歯薬出版株式会社
- 発売日: 2009/12/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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という2冊の本を翻訳(監訳)した。
補聴器ハンドブックは、補聴器のことを学び始めた頃に手がけたもので周囲の専門家に相談しながらおこなった。
商業ベースと言う意味でいまだ出版とはまったくもって縁もないほんとうに最初の仕事だった。
あれから10年すぎた。
今、補聴器ハンドブックの第2版翻訳に着手しているから、このハンドブックの翻訳はいろんな意味でよい経験だったと思う。そして10年後の今、ふたたび苦しんでいる(*^。^*)
翻訳することの意味は何かとよく周囲から聞かれる。
自分的には
「おもしろいから。」
のひとことで終わってしまうのだが周囲には理解されない。
「英語のままで読むべきだ!」
「日本語の別な本を読むのでも勉強と言うことなら同じじゃない?」
などなどみなさんいろんな意見をお持ちである。
ボクが「商業的な」翻訳という作業を選ぶのは、
- 〆切りをもってして確実に完読することが出来る。
- 人にもわかるように正確に訳する必要があるから自分の理解にもつながる。
- すこしばかりの小遣い稼ぎになる。
- 分担をお願いすることで新しい人間の「輪」が生まれる。
といったところだろうか。自分にとっては勉強してお小遣いになるという姑息な理由は一番かも知れない。
そしてなにより、英語の勉強になるからだ。ということで「翻訳は英語の勉強に役立つ」というblogでも書こうかと思ったら、言いたいことはもう他の誰かさんが書いてくれていた。
英文和訳だと、わかっていないと訳せないし、わかったつもりでも答えと突き合わせばどこが間違いかわかる。つまり、英文和訳というのは、自主学習のフィードバックにとても向いている。
- 作者: finalvent
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2013/02/21
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自分が専門領域にしたいと思っているならその領域の教科書を翻訳しよう。それが学問的成功につながる最短コースであると思う。
(-_-;)