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こちら難聴・耳鳴り外来です!

きこえ、コミュニケーション、そして認知や学習などについて”聴覚評論家 中川雅文" が持論・自説を思うままにつづっています。ときどき脱線しますがご勘弁を(^^;

水木しげるの幸福の7か条

今日の出来事
今朝のNHKのニュースはノーベル賞の授賞式の様子を報じていました。他にも色々な話題が取り上げられていましたが、ぼくは、水木しげるさんの「幸福の七ヶ条」が注目を浴びている話にひときわ耳を奪われてしまいました。
かれのいう7か条とは、
第一条 成功や栄誉や勝ち負けを目的に、ことを行ってはいけない。
第二条 しないではいられないことをし続けなさい。
第三条 他人との比較ではない、あくまで自分の楽しさを追及すべし。
第四条 好きの力を信じる。
第五条 才能と収入は別、努力は人を裏切ると心得よ。
第六条 怠け者になりなさい。
第七条 目に見えない世界を信じる。(水木しげるの幸福論 角川出版から)

 

 

 

水木サンの幸福論 (角川文庫)

水木サンの幸福論 (角川文庫)

 

 

 

 

と、まあ考えるに当たり前な人生のコツというのもががみごとに箇条書きでまとまっています。
なんでこのタイミングでこの話かなと自分なりに考えてみました;
 
① 競争したり勝ち負けなんてたいしたことじゃない、でもどこかで誰ががしっかり見てくれているよ、
②だから自分の好きなことだけしてればいいじゃん
③それがオンリーワンって生き方かな。
④ボクは、オタクとか、変人とか、ふしぎちゃんとか言われたって平気なんだ(^。^)そのほうが好きなことに没頭できるじゃん
⑤努力(ガマン)なんて続かないし、したってムダだよ。そんな時間はムダムダ。ガマンの評価やお金が幸せのベンチマークっていう今の社会なんかオカシクネ?!なきゃないで結構なんとかなるよ、好きなことだけしとるのなら。
⑥もしお金もちになった時は、お金がなくなるまで好きなことして遊ぶし、ない時はないなりで好きなことだけしていることにしたんだ。そんなふうに遊ぶ人がいないと経済はまわらないから遊んだっていいんだよ。
⑦幸せや喜びは目の前の「モノ(お金やクルマ?)」じゃなくてこれまで過ごしてきた「時間(自分や家族や友人と過ごした)」だってことに気がつかなきゃ。ガマンでじぶんの時間を失うなんてあまりにムダなことじゃないか。勝手気儘までいこうぜ〜
 
ボクが解釈してしまうとトンデモ流7か条になってしまった(・_・;
ジョージ秋山さんの漫画 はぐれ雲に出てくるダンナの決まり文句
「おじょうちゃん、アチキとあそばな〜い?」
そのものになってしまいました。
なんかじぶんの次元の低さを反省してしまいます。
 
しかし、NHKのことだからもっともっと深淵なメッセージをおくっているんじやなかろうかともう少し思案してみるこことにしました。きっとヒントは同じニュースの枠の中にあるはづだ。そうかノーベル賞受賞者のふたりの過去との対比としてこれをあててきたんじゃないかなと思ったわけです。
 
イベルメクチンなおじいちゃまとニュートリノなオタク君。かれらは、どちらも自身の妄想を現実化するために、まわりになんと言われようとその趣味を貫き通した(妖怪がいると言い続けた水木さんに通じます)。
かれらのエネルギーを努力と言うのは安いですが、努力だけで妄想を突き詰めることはできません。まわりになに言われようと好きなことだけやったそんな強いマインドの代表としかいいようがありません。
最終的に彼らは実用化あるいは具体的な社会貢献あるいは未来に富をもたらすことをはっきりさせたからノーベル賞(この賞のポイントは科学的な成果が実用化となった時やそれが世界経済に大きく寄与した時に与えられるのでledの中村さんも科学的にはある意味工夫の域で大発見とは違いますが受賞されました)となったわけですし・・。
かれらの突き詰めるとこまで突き詰めたそんな行動は、信念といえば格好は良いけど、結局は妄想にとりつかれそれを放棄しなかったそんなオタクかげんに裏打ちされたこうどうにどうしてもみえてしまいます。
実用化されたり証明されるまでは、信じてない人から見れば、地に足の着いていない妄迷めいたことを言う奇人にしか見えなかったにちがいありません。
きっとNHKはそんなかれらの個性(努力ではなく頑張り)を水木流ということばに代えていろんなところにいる頑張り屋さんに伝えたかったのかなと。
 
.......,.,,,,,,,
水木さんの7か条こうしてみてみると、
幸福のというよりも「起業家になるための」とか「これから社畜になる予定の人に」とかいった人たち向けの人生訓に見えてきました。
幸福のためには人間関係にもお金にも断捨離することが大事だよと。そんな秘訣がここにまとまっているのかなと。さすがきたろうの生みの親といたく感心したところです。
 
最後になりますが、子供のときから本当に長い間先生の作品にはお世話になりました。ここに謹んで水木しげる先生のご冥福をお祈りしいたします。
合掌。