こちら難聴・耳鳴り外来です!

きこえ、コミュニケーション、そして認知や学習などについて”聴覚評論家 中川雅文" が持論・自説を思うままにつづっています。ときどき脱線しますがご勘弁を(^^;

婚活してますか?

昨夜は中之島の行列ができるスペインバルで美女3人に囲まれて楽しいディナータイムだった(*^o^*)

http://tabelog.com/osaka/A2701/A270108/27073678/
ボクの娘だと言ってもよいくらいな年頃のふたりは普段から一緒に仕事している仲間だ。
どちらも初めての遠方での学会ということもあってかなりハイテンション?
食事の席では全くと言っていいほど今日の収穫というか学んだことについての話題がサッパリ(ーー;)
大阪の食の話題と明後日から行く予定らしい京都観光の話題ばかりで盛り上がった。
今日の昼間は本当にしっかり講習会受けてたのかなと少し心配になるくらいだ。
食と言っても
「二度づけ禁止ってどこの店ですか」とか「美味しいたこ焼きは?」
といったひたすらB級グルメな話題だから「(スペインバルの後に粉もんなんか食べる胃袋は持ってないぜ)」とボクは腰も引け気味に聞き役に徹する。
 
今回のお店の手配をしてくれた女性は、彼女たちよりは少しばかり年上の美人さん。
さすが大阪、自己紹介はいきなり「自称 剛力彩芽似、よろしゅうね〜(^ ^)」。
彼女には年に一二度くらいのペースで東京でニューロマーケティング絡みの仕事を手伝ってもらっている。ある意味大事なビジネスパートナーです。
 
若い2人に圧倒されたせいか、ジェネレーションギャップでフラストレーションが溜まったせいかは知らないけれど自然な流れで一次会は散開。若いふたりが新世界に繰り出すのを見送って、そんな元気もないわれわれは近場で 「もそっと飲み直しましょう。」と、夜景もきれいな高層のサイゴン風レストランへ二次会の席を移した。
 
それまでは聞き役に回っていた彼女。
きれいな夜景もそっちのけにで、いきなり ナニワのおばちゃんモード全開に婚活の話をしゃべくり始めた(*_*)
いったいぜんたいなんでここで婚活の話題!?
耳を傾けることしばし。
それがいつものマーケティングの話題であることに気づくのにそんなに時間はかからなかった。
 
彼女から得た知識を整理すると、、、
  • 8対8くらいでないと、いい男がいるって感じになれない。
  • 婚活パーティーで成就するまでの参加回数の平均は30回くらい。
  • お見合いおばさんの紹介みたいな1対1だとだいたい失敗。
  • 4対4くらいのスモールパーティーもパッとした人はいないというひとが多いらしい。
  • 5対5だとどれもよく見える。
  • パーティ参加の回数を重ねることで自分の気持ちが定まるらしい。
  • かくしてビンゴとなる人が出るのが今の婚活。
  • 意外にもレストランがそうしたのを自主企画してそこそこ潤っていたりしてる。
という話を実例をまじえてじつに生き生きと解説してもらった。
そして「へー婚活にも『ナカガワの法則』があるんだ(°_°)」と気がついた。
 
婚活は、まさしく 選択の科学 なのだ(・_・;
そこに自由意志はひとつもなく、あるのは脳生理学的なレスポンスだけ。
 
ウェブサーフィンで知らず知らずにバナー広告をたくさん見せられているうちに
なんとなくたいして欲しくもなかった商品をポチッとクリックして
買ってしまうみたいなレスポンス効果で婚活が成就してるとは・・・?
思わず膝をうってしまいました。
 
「婚活はマーケティング!?」と彼女は熱くボクに語ってくれていたわけです。
 

 

 

 

選択の科学

選択の科学

 

 

 

 

選択の科学の核心はぜひこの本で学んでもらうとして••••
 
さて、
いきなりな二者択一というのは 
ほかにも選択肢があるのではといくら選んでも 悔いが残る? 可能性があるのは世の常。
だいたい積極的に自分が選んだと確信を持ってしまうのは、
唯一無二で、心からビンゴなものが目の前に現れた時にかぎっている。
しかしそれとても本当は危うい。
 
シェア15%未満っていうのは、なんとなく周りの人が始めてきたな的な少しばかりとんがった感のあるというかトレンド感のあるものが現れた時のパーセンテージ。
目新しさとだけど外しの少ない安定感で人を惹きつける。
 
1パーセントだと運命の出会いと勘違いするしてしまいがちだ。自分だけに用意された感が強くなるからだろう。運命とか言った妄想にいたるまでに、しかし実はだいたい99回くらい失敗している。そうした失敗のプライミングがかかっているから1%が重くなる。失恋とかいった喪失感とかジェットコースター後のドキドキみたいな勘違いな興奮の後はだから失敗系の恋愛しか生まれない。
 
4〜8人x30回と言えば100人はくだらない男性に会った勘定だ。
きっとその間に80人くらいは無視してきたわけだし、
さらに5人くらいにはキモいと距離を置いたに違いない。
そうして15人くらいのなんとなく手を打てる対象のパターンが刷り込まれる。
 
だから、30回目の婚活パーティーにいる8人の中のひとりに15%感を見出してしまのだろう。
そんな雰囲気に当てはまるような男性が現れれば、
「待てよ待てよ」じゃなくて「キター」な気分でかってにひとりで舞いあがってしまいかねない。
 
年齢的に追い込まれていたり、パーティー慣れしてるせいもあって、きっと一気にお願いしますのスイッチが入ってしまうのだ。
 
ほとんど脳生理的なレスポンス。
どうやら運命でも神の啓示でもなさそうなのだ。
 
さすがニューロマーケテター、彼女の目のつけどころとその分析に感心した。
 
一般に、
3%未満の頻度だとキワののたぐい、
15%くらいになるとなんかいい感じ的な目立ち感が出てきて、
その他60%に括られてしまうとそれはまさにコモディティ化
もちろんいつも10〜20%くらいの論外がある。
 
片手の中で数えられる5人メンバーがいつも個性的で皆仲良しになれるのは、ひとりの個性がその集団の中の20%であるから、その系の中でまとまって、外から異物を入れない限り、孤立することもなければ、少しくらい奇異さも目立たない。SMAPはみんなステキなわけだ。
 
そう言えば、むかし流行った人気テレビ番組 フィーリングカップル5対5 も成就率が高かったのはそんな理由かもしれない。
 
5対5のグループ交際が生み出す力は、テラスハウスなんかの駆け引きみててもよくわかる。
一緒に住んでるのが4対4なら外に誰か絡んできて5にならないと話は面白くならないし、それが6とか7とかになってしまったり、3人以下になってしまうとあっという間に終焉を迎えてしまう。
 
わたしたちが主体的に行っているつもりの 選択という行為、ほんとは限りなく、条件反射的なレスポンスなんだなと彼女の話で納得した。
 
おわり(ーー;)
 
 
追記:
母集団と標本のはなし。
婚活パーティーにやってくる男女は、おそらく結婚したい男性と女性であろう。
そうした集団=母集団は、おそらく30歳以上の女性、35歳以上の男性で未婚の人がほとんどだと思う。というのはそれより若ければ仕事が忙しいとか、まだまだ出会いや恋愛のチャンスがあると期待していて、さざわざ面倒なそんなところには出向かないように思うからだ。しかし、パーティーで出会う異性はサンプルとして母集団を代表しているかというとそんなことはないと思う。
結婚というのは以外にも、友人の友人や親戚のおばちゃんの紹介や職場の中の人など手近なところで手を打っていることがほとんどだから、そうしたチャンスを生かせないのはよほど望みが高いか、性格に問題を抱えているか、あるいは適齢期のある時期になにがしかの問題を抱えてたに違いなかろうとわたしなんかは想像してしまう。
1年くらいで100人もお見合いすればおそらく気分的にはこれだけ標本を見たのだから母集団の特質はこれこれに違いないと妙に達観してしまうのだろうか。
医者だけとか士業だけみたいな絞込みがある婚活パーティーの方が成就率が高くなるのはニーズとウオンツの乖離がなくてデマンドも満たされているからなんでしょうね。
つづく・・・
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