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こちら難聴・耳鳴り外来です!

きこえ、コミュニケーション、そして認知や学習などについて”聴覚評論家 中川雅文" が持論・自説を思うままにつづっています。ときどき脱線しますがご勘弁を(^^;

北野武と養老孟司は同一人物か?

文系の壁 (PHP新書)

文系の壁 (PHP新書)

大阪で開催される学会に向かう新幹線の中で読んでいる。
北野武節は相変わらずであっという間に読み終えた。幻冬舎はとにかくいい編集者がそろっているというか自由に仕事してるなと。1ヶ月たらずで6刷まで行ってる。著名人は必ず売れるから素晴らしい。

まとめ買いしたもう一冊。文系の壁 を読み進めている。車窓からの光がやたら点滅するのは日差しと風景の織りなすイタズラ。少し読むのを休んで、ブログを書いている。

北野武はテレビの中でのトークと映画監督としての表現くらいしか知らなかった。はじめて手にしたかれの新書はそれなりに北野節ではあるが、読んでいてもかれの肉声がアタマに浮かんでくるようなそんな個性は感じない。すこぶる抑え気味に 過激な? 意見が展開されていた。

自分の中では、宗教=哲学 > 道徳> 法律> ガイドライン くらいなヒエラルキーであったからさしておどろく話もなかったが、世間の空気を知ることができた。

最後の3つくらいの中にすべてのエッセンスがあるから、立ち読み派は、そこだけ読めば良いだろう。電子書籍が併売になり、サンプルが読めるようになってから、売れてる本は後半部分に面白さがある。サンプルのつかみだけで中身のない残念なのはたいがいkindle版だけのやつだ。
これは出張がてらに車窓にあきたら流し読みするにはうってつけな本だ。

養老孟司の対談は、読めば読むほどに彼の肉声がアタマに響いてくる。彼の天性の才能が、若手の研究者の内面を見事に開陳してくれる。対談相手は若干病んだ人ばかりな印象は否めないが、北野さんの道徳論を読んだ後なら違和感なくそんな変人のコメントを自然に聞くことができる。

今回は二泊三日ということもあって久しぶりにkindleじゃなくて紙の本を持参して車内で読んでみたが、これはこれでいいなと改めて実感。

そういえば最近は気にいった本は、そこそこ分厚いとkindleも書籍も両方持っていたりする。

紙の本の主戦場はますますこうしたイージーノベルに方向に向かうのかもしれないなと 書いてるうちにもう新大阪のアナウンスが聞こえてきた。

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