こちら難聴・耳鳴り外来です!

きこえ、コミュニケーション、そして認知や学習などについて”聴覚評論家 中川雅文" が持論・自説を思うままにつづっています。ときどき脱線しますがご勘弁を(^^;

カラハラ、アルハラ、スメルハラ。

 職場で講習会があった。

職場内でのハラスメントゼロを根ざして。

ということが主旨らしく、

などなんども聞かされたはなしかと思いきや、

世の中はもっと過敏になっていることを知らされた。

今回の講習会で取り上げられたハラスメントは、

  • カラハラ・・・カラオケで歌を強要する。あるいは一緒に歌うことを強要する。
  • アルハラ・・・酒の席で「飲まないの?」と強要したりいっきさせる。
  • スメハラ・・・スメルハラスメント⇒匂いの強要

というのが出てきたので驚いた。

自分はカラオケはたしかに昔はよく行ったけどこの20年はとんと行っていない。カラオケボックスというのはだからほとんど縁がない。自分の知っているのはスナックで歌うやつだ。だけどそれはもうほとんどないらしい。

アルコールのいっきとか強要とかいうのももうこの歳になると自分自身が元気もなくて22時には眠くなり先に退散したりするからその流れは学生だけかななんてピンとこない。

ひとまず自分がカラハラやアルハラで加害者になることはなさそうだと安心して講習を受けていた。

三番目のスメハラは最初聞いたときはなんのことか想像すらできなかった。スメルハラスメントときいて化粧臭いというか香水の強い女性職員のことでもいうのかななんておもっていたらさにあらず「加齢臭」のことらしい。加齢臭を漂わせて職場に登場することは他の職員を不快にする「べからず」なのだと講師はそこに参加していた我が職場のスタッフにはっきりと伝えていた。

汗臭いとか汚いとかいうのはたしかに問題があるようにもおもうが、私は「加齢臭」とか「腋臭」とかは体臭のひとつで個性であると思っていたし、体臭があるから香水臭いな人がいると理解してた。だからこの職場ハラスメント講習会における今回のガイドライン的な明示は非常にショックであった。

自分自身はまだ自分の「加齢臭」を自覚していない。それは実際に匂っていないのか自分が気がついていないのかはわからない。匂いとはえてしてそうしたものであるから、スメハラの対象が「オヤジ臭」と言うことになるといろいろ考え込んでしまう。

 

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20年ほど前にアメリカで研究者として過ごした時期、そこでもハラスメント講習会があったが要は

  • 自分を嫌っている人とは上手につきあおう!
  • 嫌っている人は何言ってもハラスメントになるよ!
  • うまくやり過ごせないなら転職しようね(*^_^*)

と実に素っ気ない内容の説明だったことを覚えている。そして、クライアントへのカウンセリングが仕事となるようなポジションにいる人は、カツラはかぶらなければならない。肥満でないほうがよいもし肥満ならエクササイズでがんばっていることを明示しなければならないみたいなことをいわれ、歯並びが悪いのもよろしくないと言われたことも思い出した。かの国での講習会では臭い香水も腋臭も話題にはならなかった。しかし、振り返って考えてみるに米国で酷い加齢臭を感じたことはなかったように思う。

周りを見渡すと加齢臭なレオンオヤジがあの古典的なアラミスの香水を好んで付けいていることに気がついた。そしてアラミスの香りの御威光はどうも若い女性には効き目がないようで若い職員はアラミスも加齢臭も区別がつかない様子であることもわかった。

 

 

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男女機会均等法のおかげでもはや職場は女性が「猛威」をふるっているから 

結局中年男子のいまできることは、朝シャワー くらいしかなさそうだ。

 

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