こちら難聴・耳鳴り外来です!

きこえ、コミュニケーション、そして認知や学習などについて”聴覚評論家 中川雅文" が持論・自説を思うままにつづっています。ときどき脱線しますがご勘弁を(^^;

耳と脳 第3章への質問 その3

「コミュニケーションのためには自分の意見を発信することも大事。意見は思いつきではなく、作り出すものである。したがって、コミュニケーションのためには、自分の考えを作り出す力も大事な要素になる。私はこれを創造力と呼んでいます。」

 blogを通じてのらりくらりと回答めいたことを書き綴っていたら知らぬ間にまた新しいメールが届いていた。もちろん最初に質問をくださった「創造教育」の現場にいらっしゃるM教授からだ。

コミュニケーションとは、

(1)自分自身の意見を発信すること。

(2)思いつきではなく作り出された意見であること。

(3)「想像力」こそがコミュニケーションである。

というものであると三段論法?でまとめてこられた。

教育者としてそうした見解に立つのは至極当然のことのように思う。

しかし、そうした考え方が適応できるのは、その対象が「学生」という選別されたある種カテゴライズが可能な特殊な集団であるからではないか。

ボクが想定している場とかれの考える場面はどうもみているところが違うように感じた。

 

おっとバスの時間だ(-_-;)

つづきはこの後22時すぎに書き足します。