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こちら難聴・耳鳴り外来です!

きこえ、コミュニケーション、そして認知や学習などについて”聴覚評論家 中川雅文" が持論・自説を思うままにつづっています。ときどき脱線しますがご勘弁を(^^;

アセトアミノフェンは効かない!?

 

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http://well.blogs.nytimes.com/2015/04/01/the-limits-of-tylenol-for-pain-relief/?smid=fb-nytimes&smtyp=cur&bicmp=AD&bicmlukp=WT.mc_id&bicmst=1409232722000&bicmet=1419773522000

 

腰痛、頭痛など一般的に頻用されている痛み止めも効果は限定的という調査結果が出た.

オメガ3サプリに続く衝撃かな(-_-;)

 

例えば、内耳性難聴になると脳に感覚入力が届かなくなる。入力が減ると脳は、その余った余力で別な活動を始める。不適切なパターンとして生じるのが耳鳴。難聴によるコミュニケーションエラーがくり返されるうちに不安が高まる。その不安を増幅するような脳活動をするからだ。

補聴器をつければOKというのはまさしくその感覚入力不足を補おうという考えなのだけど、本当に壊れた内耳には音を入れても反応のしようもない。

そこで過激な先生たちはいま耳鳴治療に対して人工内耳を入れるという荒技にチャレンジしている。

だけども体性感覚刺激がリッチならそんな耳鳴という違和感を消せるかもしれないというレポートもある。われわれは舌で聴くことができるからだ。難聴になると舌をくちゃくちゃ動かすのはひょっとするとそうした感覚不足を補っているからかも。

ガム咬むことで暗黙に相手を無視して自己中できるのもおなじ理屈かも。

 

で、本題。

怪我を見る。痛そうと思う。大丈夫かなと思う。そこではじめて痛みが生まれる。

痛みはその場所から生み出されるのではなく脳が生み出す。

だから目隠しされてしまうと冷たいとか熱いとかの感じかたのパターンはかわる。

冷たくても瞬間なら痛いと感じることもある。

 

今回紹介するURLは、痛み止めは結局プラセボと同じ程度しか効いていないよというはなし。

医者の活躍する場面は「やさしい、ていねい、不安をときほぐす」という医療の原点にしかない。策を弄しても意味ないぞと言うことを疫学研究があきらかにしたという話しです。

いずれ疫学研究は、外科手術のエビデンスにもメス入れてくるんでしょうね(-_-;)

 

では今日も一日張り切っていきましょう(*^_^*)