本当はこわい 青色LED
おはようございます 聴覚評論家の なかがわ です。
きょうは、ブルーライトのことについて学んで見たいと思います。
それでは スタート(-_^)
太陽の光でうつが予防でき、夕暮れからの暗さが睡眠をもたらす。
まずは光の持つパワーについて。
太陽には、暗い気持ちを解消させ気分を明るくするパワーがあります。これは太陽の光を浴びることで脳内にセロトニンが分泌されることで生じる現象です。
一方で、夕暮れから徐々に暗くなると、自然に眠気に誘われます。これは日が落ちて徐々に暗くなる時、脳内でメラトニンが分泌されそれによって眠気が導き出されるからです。地球の自転が生み出す明暗と人の体がコミュニケーションすることで生じるセロトニンとメラトニンのサイクルがわれわれの1日のリズムを保ち、心身の健康を維持してくれているのです。
さんさんと輝く太陽と青空からわれわれは日内リズムと元気パワーをもらっているのです。
太陽の光の何が大事なの?
セロトニンをコントロールする太陽の光。一体太陽の光のどの成分が大事なのでしょうか?
それは、太陽の光の中の成分 ブルーライト です。
「パソコンのやりすぎで体を不調にさせる」と悪者扱いなあの「光」のことです。
国際線のパイロットやCAはジェットラグ(時差ぼけ)をブルーライトで解消します。天井一面にLEDが燦々と輝く明るい部屋で数時間過ごすことでセロトニンを放出させ、メラトニンを抑制することを利用して時差ぼけを解消するのです。
ブルーライトは人工的にピーカンな青空を作り出す作用があるのです。
ところがこの光を夜間に浴びるとこまった問題が生まれてきます。夜なのに脳は昼だと思ってしまうのです、
ブルーライトは脳の過敏性を高めてしまうのです。
ポケモンてんかん
番組の中で用いられた映像手法が偶然にもてんかんを誘発する光刺激パターンであったために起こった事件でした。
それ以降テレビは、輝度や点滅頻度に気を使うようになり、そうした問題を聞くことはなくなりました。しかし、ポケモンてんかんにならなくなったわけではありません。テレビが少しだけ配慮したために今顕在化しないだけなのです。
LEDな時代は自己防衛が必要‼︎
どこかの悪い奴がテレビ局を乗っ取って危険なボケモンシグナルパターンを混ぜてしまえば、同じような事件が再び起こるかもしれませんが、それ以上に危険なのがわれわれの生活です。LEDに、あふれた今の時代のことです。
実は、ヒトの脳は、取るに足らない微弱な刺激であってもそれが一定頻度以上で繰り返し反復されるとある臨界点に達した時、光刺激てんかんや側頭葉てんかんを引き起こしてしまいます。これは視覚だけでなく他の感覚、聴覚や触覚でも起こります。他愛ないいたずらでもあまりに頻度高く繰り返していると相手がキレてしまうのは光刺激てんかんと同じメカニズムです。
光は諸刃のヤイバなヤバイやつなのです。
旧社会保険庁は知っていた^_^;
液晶画面で50HZの点滅をする青色ダイオードは、光の強さだけでなく、われわれが長い時間、見入ってしまうことと相まって脳に悪さをしているのでしょう。
ブルーライトがこの国を壊わす⁉️
2003年の地デジ導入で日本はいっきに青色ダイオードに光に溢れる社会を作り出しました。
省エネルギーにも大きく貢献し、余った電気で経済が前に進むことができています。
考えるに若者の自殺が急増した1997年は携帯電話普及率が数パーセントからいっきに約20%になったブレイクスルーの年でした。
1997年から若者の自殺が急増しているのは、携帯の画面のカラー化とメール文化の普及が関係しているをじやないかと思えてきます。
ITに壊される脳
青い光から逃れようにも現代社会で画面なしは到底無理です。われわれにできるのはせいぜいブルーライトは保護シールをスマホ、パソコン、そしてテレビに貼り付けいつもPCグラスかけるくらいしか算段はなさそうです。
それでは ごきげんよう、さようなら(^^)/~~~